美白は外側と内側から。美容液など塗るケアのほかに食事も注意

このページでは、美白について解説していきます。  [非表示

美白の定義は厚生労働省が定めた

多くの女性が白く美しい肌を目指しています。欧米モデルや女優への憧れでしょうか。
トレンドもあるかもしれませんが、現在は健康的な小麦色の肌より、白い美しい肌へのあこがれが強いようですね。

日本人は元々、アジア人特有の淡黄白色の肌色をしているため、欧米人のような完全に“真っ白”な肌で生まれてくることは難しいのです。
ですから、最近、話題になっている「美白」という表現も正確に言えば、“メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ”こと、あるいは“日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ”という範囲に限るということが法律で定められています。
「美白」といっても決して、生まれつきの肌の色を真っ白に変えるというものではないことは正しく理解しておいたほうが良いですね。

しかも、この美白効果をうたうことができるのは、厚生労働省によって定められた成分が配合されているもののみが許された表現です。
化粧品業界の“特保”みたいなものですから、どのような種類の美容液でも簡単に「美白」効果があることを強調してはいけないのです。
下手したらそれは、薬事法違反に問われる可能性があるので注意が必要です。
特に数年前に発生した美白化粧品による健康被害によってたくさんの被害者が出たため、以降、大変、世間の目も法的な管理も厳しくなっているのです。

美白有効成分の種類

厚生労働省が認可する「美白有効成分」には多くの種類があります。
例えば、肝斑の治療に用いられるトラネキサム酸やビタミンCを安定化して吸収しやすくするビタミンC誘導体、他にもプラセンタやリノール酸などがあげられます。
これらの有効成分が含まれていり医薬部外品であることが、まず安心できる美白化粧品探しのポイントとなります。
美白の大敵であるシミはどのようにして発生するのでしょうか。

なぜ美白有効成分がそのシミの除去に効果を発揮するのか、そのメカニズムについて説明しましょう。
シミは人間の身体の中に存在するメラニン色素が肌の表面に現れることで発生。
メラニンは紫外線の害から肌を守ろうとしてシミが発生しますが、過剰な紫外線を浴び続けていると、常にメラニンを生み出す器官が刺激を受け続け、どんどんメラニンが発生され続けます。

このメラニンが発生する際に活発に働くチロシナーゼという酵素を抑制し、さらにメラニンを生成するメラノサイトの活動を抑える成分によって、メラニンの発生を根本的な部分から抑え込むという働きがあります。
このチロシナーゼの働きを抑えるのがビタミンC誘導体やプラセンタなどの美白有効成分です。
これらの成分が含まれている美白化粧品はメラニンの生成を抑えて、色素沈着を防いでくれます。

さらに、肌のターンオーバーの周期を整える効果やコラーゲンの生成を促し、皮脂の分泌量を調整してくれます。
またメラノサイトの活動を抑制する成分であるトラネキサム酸は、それと同時に、ニキビ跡の色素沈着を防止。
さらに、30代以上の女性の多くが悩みを抱えているといわれている肝斑にも効果を発揮する成分であるといわれています。

内側からのケアも重要

もちろん美白化粧品だけではなく、内面からの対策、すなわち食事や生活習慣の改善によって、さらに美白効果が高まると考えられています。
美白効果が高まるビタミンCが含まれる柑橘や赤ピーマン、肌の新陳代謝を正常にするビタミンB2が多く含まれるレバー類、紫外線で受けた肌のダメージを修復し、メラニン生成を抑えるトマトやピーマンなど積極的に摂取するようにしましょう。

これは美肌に限らず、あらゆるお肌の美容にいえることですが、とにかく早く寝ること。
睡眠不足が肌の劣化につながることは誰もが理解していることと思います。
規則正しい生活を送って、心と身体の健康を保つことが何よりも重要です。

さらにお出かけの際の紫外線対策に注力しましょう。
外出時にはなるべく帽子や日傘で日差しを避けるようにして、肌の露出が大きい服は避けましょう。
目から侵入する紫外線の影響も大きいです。
目を通じて入り込んだ紫外線は、身体の中でメラノサイトに悪影響を及ぼすという研究結果が出ています。
サングラスなどをして、目から入る紫外線を避けるようにしましょう。

スキンケアも重要です。正しい方法を理解して、しっかり継続的に行ってください。
まずはクレンジングと洗顔。メイクや皮脂汚れ、不要な角質を落としてください。
決してゴシゴシこすらずに優しく洗ってから、美白有効成分や保湿成分が配合された化粧水や美容液などでケアをして、色素沈着を防ぎましょう。

正しく継続的なスキンケアで外側から、食事や生活習慣の改善で内側から美白ケアを続けることが大切。
とにかく継続するためには無理せず、お金をかけ過ぎずというのが重要です。
白く美しい肌になるためには、やはりコツコツ積み重ねていくことが何よりも大切です。